皆さんこんばんは。たらこすぱ(@tara_cospa)です。
サプリメント管理士の資格を持っています。
私はお酒が大好きです。ビール最高です。
ついつい飲みすぎちゃう、そんな毎日です。
しかし私の場合、ある対策をしている為、次の日にお酒が残ることはほぼありません。
今回は、飲酒の際に気を付けたほうが良いことを栄養の観点からお伝えしたいと思います。
飲酒によって引き起こる病気
適度な飲酒は悪いことではありません。
しかし飲む量・飲む時間によっては病気のリスクが高まってしまいます。
脂肪肝
肝臓を構成している肝細胞に脂肪が貯まってしまう病気のことです。
アルコールを多量に摂取したため、肝臓で処理しきれず、肝臓に脂肪が残ってしまいます。
アルコールの過剰摂取の他に、肥満が原因で脂肪肝になる人もいます。
★改善法★
生活習慣を見直すことで改善できます。
お酒好きな人は、週2~3日は休肝日を設けるか、炭酸水などで割って薄めて飲みましょう。
★予防★
・ビタミンB2…脂肪の代謝を促進します。
⇒主な食材…豚レバー・乳製品
・ビタミンB12…脳神経の興奮を抑制します。
⇒主な食材…あさり
肝硬変
脂肪肝がひどくなると肝硬変に発展します。
肝細胞がついに壊れ、収縮・硬化してしまう恐ろしい病気です。
また、以前はアルコールのみが原因と考えられてきた病気ですが、近年ではウィルス性の慢性肝炎が原因の可能性も高くなってきているようです。

★改善法★
同じく生活習慣を見直すことで改善できます。
★予防★
・コリン…肝臓に貯まった脂肪を抑制します。
⇒主な食材…ナッツ・豆腐・サツマイモ
・ビタミンB2…脂肪の代謝を促進します。
⇒主な食材…豚レバー・乳製品
アルコール依存症
アルコールは代謝にビタミンB1を多く使います。
これが欠乏すると、脳の中枢神経が麻痺し、いわゆるハイテンションの状態になります。
さらに深酒(長時間飲むこと)が続くと脳に障害を起こし、飲まずにはいられない状態になります。
老若男女だれでもなり得るため、危険です。
★改善法★
予め量を決めて「あと1杯だけ」をやめましょう。
★予防★
・ビタミンB1…グリコーゲンなど糖の代謝を促します。
⇒主な食材…豚レバー
・ビタミンB2…脂肪の代謝を促進します。
⇒主な食材…豚レバー・乳製品
なぜ二日酔いになるの?
二日酔いの原因は、アセトアルデヒドという物質です。肝臓でアルコールが分解されるときにできます。
アセトアルデヒドが多く発生すると、頭痛や嘔吐などの症状を起こします。
また、過剰飲酒によりビタミンB1で分解できなかった糖が乳酸(疲労物質)に変わり、筋肉を疲労させます。翌日だるいのはこの為でもあります。
二日酔い対策
★有効成分
・ビタミンB1…グリコーゲンなど糖の代謝を促します。
⇒主な食材…豚レバー
・ビタミンC…アセトアルデヒドの分解を早めます。
⇒主な食材…レモン・赤ピーマン・ブロッコリー
・ナイアシン…同じくアセトアルデヒドの分解を早めます。
⇒主な食材…マグロ赤身・鶏むね
オススメしません!飲む前に飲むやつ!
今やコンビニでコーナー化している飲みすぎ食べすぎに効くといわれている商品ですが、私の観点だと正直オススメできません。(商品名は伏せます。)
突然ですが、皆さんは社畜ですか?
市販で売られているこのような商品ですが、簡単にいうと、作用ではなく副作用で肝臓を働かせます。
つまり、体内が頑張り過ぎてしまうのです。
知らぬ間に自身の細胞を社畜化させてしまっています。社畜が続けば……もうわかりますね。
ある程度の分解作用はもともと体内に備わっているので、そういった商品に頼るよりも、上記で述べた栄養素を飲酒の前後で取り入れることで、翌日まで響くことはないでしょう。
サプリメントで補おう
飲酒に効果的な栄養素はビタミンB群とビタミンCがベストです。
上記の食べ物を手軽に食べれない場合は、ぜひサプリメントをオススメします。
サプリメントはスーパーやドラッグストアで簡単に手に入ります。
まずは自身に必要な栄養素は何なのかを一番に把握し、それに見合った栄養素が配合されているサプリメントを購入してみてください。
飲酒に効果的な栄養素はビタミンB群とビタミンC
市販の「飲みすぎ・食べすぎに効く商品」は臓器の過労により、機能低下を早める
皆さんもサプリメントで必要な栄養素を手軽に補いましょう。
ありがとうございました。