皆さんこんばんは、たらこすぱ(@tara_cospa)です。
サプリメント管理士の資格を持っています。
さて、これまで多くの栄養素について紹介してきました。
でもまだまだ忘れてはならない栄養素もたくさんあります。
例えば、ビタミンPとかビタミンUという栄養素はご存知でしょうか。
これらは、ビタミンとは違う「ビタミン様物質」という栄養素なんです。
また、最近では新型コロナウィルスの感染拡大の影響により、健康志向がさらに高まりつつあります。
しかしながら、日々の食事だけで栄養は補えているものなのでしょうか?
コンビニ弁当や冷凍食品だけでは、コロナウィルスに対抗できる体作りはできません。
では、どのような対策が必要なのでしょうか?今からお伝えしていきます。
Contents
ビタミン様物質とは
ビタミン様物質とは、一度はビタミンと名付けられたが、その後の研究によってビタミンから外された栄養素たちのことです。
そもそもビタミンとはビタミン様物質と違い、体内で生成できない栄養素の総称です。
冒頭で出たビタミンPやビタミンUは、研究によって体内で生成できることが分かりました。
ビタミン様物質の定義としては、「体内で合成できる栄養素」です。
しかし、ビタミンと似た働きをすることから、切っても切れない栄養素ということで、「ビタミン様物質」という名称で一括りにされています。
何種類ある?ビタミン様物質
一例をご紹介します。
ビタミンP
レモンやグレープフルーツなどの色素であるフラボノや、ヘスピリジン、ルチン、シトリンなどと合わせて「フラボノイド化合物」と総称されることもあります。
役割
ビタミンQ
CoQ-10、ビタミンCoQ、ユビキノンとも呼ばれています。
役割
- 強い抗酸化作用
- 酵素の利用効率の上昇
- 血中塩分濃度の低下に寄与
- 免疫細胞や白血球の作用を高める
など
ビタミンU
キャベツから発見された栄養素の為、キャベジンとも呼ばれています。
薬品として胃潰瘍や十二指腸潰瘍の治療にも使われます。
役割
- 細胞の代謝を促進
- タンパク質の合成に関与
- 胃腸粘膜を修復する
など
α-リポ酸
肝疾患の治療として使われてきました。
※サプリメントで補う場合は、低血糖状態になる場合があるのでご注意を。
役割
- 抗酸化作用
- 糖質からエネルギーを作る際の補酵素として機能
など
パラアミノ安息香酸
別名PABA、ビタミンBXとも呼ばれます。
役割
イノシトール
カフェインによって消費されやすい栄養素です。
コーヒーなどを良く飲む人は、多めに摂取しましょう。
役割
- 神経の機能を正常に保つ
- 脂肪とコレステロールの代謝に関与
- 脂肪肝の防止
など
コリン
脳の神経まで行き届く数少ない栄養素です。
役割
- イノシトールと結合して脂肪の代謝を促進
- 脂肪肝の予防
など
その他、ビタミンFなどがあります。
豊富な食べ物ってなに?
例えばビタミンUであれば、パセリや、セロリ、牛乳、卵に多く含まれています。
ビタミン様物質は体内合成が可能な為、これらの栄養素を意識して摂らずとも体内で生成されるので、必要以上に心配する必要はないでしょう。
意識して摂っていただきたい栄養素は以下です。
サプリメントで補おう
必要以上に意識しなくても心配する必要はないと申し上げましたが、ビタミンCやビタミンEなどの上記栄養素は、日々の食事にプラスして摂っていただかないと、ビタミン様物質も体内で合成されにくいです。欠乏症の恐れもあります。
サプリメントはドラッグストアで手軽に手に入ります。
まずは自身に足りてない栄養素を把握し、必要なサプリメントで体調をケアしましょう。
今日からあなたも健康家!