こんばんは、たらこすぱ(@tara_cospa)です。
毎日の仕事や学業でお疲れの方、多いと思います。
「最近肩が凝るなぁ」なんて思うときはありませんか?
それはずばり「目の疲れ」が原因かもしれません。
話は変わりますが、皆さんはビタミンAという栄養素がどんな役割を果たしているか知っていますか?
そうなんです。聞いたことはあっても、それがどんな働きをするかまでは知らない人が多いです。
結論から申し上げると、ビタミンAは「目の栄養素」と呼ばれるほど、目に良い成分が含まれています。
肩凝りは目の疲れが原因かもしれないので、目に有効なビタミンAを摂ることで肩凝りが解消される可能性があります。
今回は、サプリメント管理士の資格を持っている私が、知っておくと便利なビタミンAについての知識をご紹介します。
ビタミンAってどんな栄養素?
ビタミンAは、網膜細胞の保護に有効な成分です。
皮膚や粘膜の機能とも密接に関係しています。
光による刺激に重要な役割も持っています。
ビタミンAが欠乏すると、乳幼児では失明、成人では夜盲症(夜になると視力が悪くなる症状)になることもあります。
その他、発達障害や皮膚の乾燥、免疫の低下が起こりやすくなります。(後述)
こんなデータがあります
成人対象者に4ヶ月間ビタミンAを含まない食事を摂らせた結果、そのうち数人はビタミンA欠乏症(夜盲症などの症状や感染症)にならないというデータが出ました。
ビタミンAは肝臓の中である程度蓄えられますが、欠乏症にならなかった人はこのビタミンA貯蔵量が一定量を下回りませんでした。
つまり、ビタミンAをある程度摂取しておけば、期間が空いても欠乏症のような症状は出にくいという結論です。
水溶性ビタミン(ビタミンB群やビタミンC)であれば、過剰分は尿などで排出されますが、ビタミンAは脂溶性ビタミンといって、前述した通り過剰分も肝臓の「貯蔵庫」によって蓄えられてしまいます。
過剰摂取によっては以下の症状が出る場合もあるので注意しましょう。
- 食欲不振・疲労
- 頭痛、吐き気
- 眼球乾燥
- 神経過敏
- 肝臓肥大
- 月経異常
ビタミンAの有効作用
ビタミンAに対してマイナスイメージを持つ必要はありません。
適度な摂取であれば以下の作用が期待できます。
- 皮膚、粘膜、目の網膜を正常に保つ
- 免疫力強化
- 抗酸化作用
- 抗ガン作用
- 生殖作用の維持
- 胎児、子供の成長促進
- しわを予防する
- 肌のかさつきを予防
- ニキビの予防
など
ビタミンAを含む食材
- 豚レバー
- 鶏レバー
- あんきも
- にんじん
- ほうれん草
- 卵黄
など
サプリメントで補おう
これらの食材がすぐに手に入らない場合は、気軽に購入できるサプリメントをオススメします。
時間に余裕があるときに、ぜひスーパーやドラッグストアでサプリメントコーナーを見てみてください。
まずは自身に必要な栄養素は何かを一番に把握し、それに見合った栄養素が含有されたサプリメントを購入してみましょう。
ビタミンAは「目のビタミン」と呼ばれるほど、皮膚の粘膜作用に寄与
欠乏症の他、過剰摂取も注意が必要
気軽に摂取できない場合はサプリメントで補おう