皆さんこんばんは、たらこすぱ(@tara_cospa)です。
サプリメント管理士の資格を持っています。
体調不良の際、気にしたいのは栄養です。
特にビタミンCは抗酸化作用、ストレス軽減に有効です。
ではビタミンDはどうでしょうか。
聞いたことはあるけど、どんな働きをするのかまでは曖昧な人が多いのではないでしょうか。
また、最近では新型コロナウィルスの感染拡大の影響により、健康志向がさらに高まりつつあります。
しかしながら、日々の食事だけで栄養は補えているものなのでしょうか?
コンビニ弁当や冷凍食品だけでは、コロナウィルスに対抗できる体作りはできません。
では、どのような対策が必要なのでしょうか?
そこで今回は、意外と知られていないビタミンDについてお伝えします。
Contents
ビタミンDとは
ビタミンDとは、ずばりカルシウムと密接に関係のあるビタミンです。
カルシウムの吸収、濃度の調整など、すべてビタミンDが働きます。
骨を丈夫にしようと思ってカルシウムばかり摂っても、ビタミンDがないとすべて吸収してくれません。
カルシウムだけの摂りすぎに注意!「カルシウムパラドックス」
【カルシウムパラドックス】とは
カルシウムの吸収を阻害する栄養素として、シュウ酸やリン酸が挙げられます。
シュウ酸はチョコレート、リン酸は牛乳などの乳製品に含まれています。
つまり、カルシウムを摂ろうといって牛乳を多量に飲んでも、同時にリンによって吸収を阻害されてしまいます。
背を伸ばそうと思って牛乳を大量に飲んでも、それは根本的な背の伸ばし方ではないということです。
ビタミンDを同時に摂取することによって、カルシウムを適度に吸収してくれるので、上記のような症状は軽減できるでしょう。
ビタミンDの作用
- 血中カルシウム濃度の調整
- カルシウムの吸収を促進
- リンの吸収を促進(これにより、カルシウムパラドックス症状を軽減)
- 化骨が行われる際のカルシウム沈着を促進
- 肝臓でカルシウムの再吸収を促進
化骨とは、血中に溶け出したビタミンDが再び骨形成の為に働くこと。
ビタミンが豊富な食べ物ってなに?
- ヨーグルト
- 牛乳
- たらの肝油
- サーモン
- 卵黄
など
過剰摂取に注意!?水溶性ビタミンと脂溶性ビタミンについて
水溶性ビタミン~ビタミンB群・ビタミンCなど~
過剰に摂取してしまった場合でも、汗や尿で排出される
体内維持時間が少なく、その都度摂取しないと欠乏症の恐れがある
※それぞれ例外もあります。
脂溶性ビタミン~ビタミンA・ビタミンE・ビタミンKなど~
体内で貯蔵されるので、しばらく摂取していなくても欠乏症の心配がない
過剰に摂りすぎると代謝が間に合わなくなり、過剰症の恐れがある
※それぞれ例外もあります。
さて、気になるビタミンDですが、脂溶性ビタミンです!
過剰に摂りすぎた場合、以下の副作用の恐れがあります。
- 食欲不振
- 吐き気
- 情緒不安定
- 頻尿
サプリメントで補おう
ビタミンDは食事で摂取できれば一番ですが、なかなか難しい場合もあります。
そこでオススメしたいのがサプリメントです。
サプリメントはドラッグストアやスーパーで簡単に手に入りますが、量や値段はピンキリです。
自身の体調や財布と相談して、ぴったりのものを買ってみてください。
今日からあなたもサプリメントデビュー!
ありがとうございました。
ビタミンDはカルシウムの吸収に密接に関係
脂溶性ビタミンの為、過剰摂取は注意
摂取が難しい場合はサプリメントで補う