健康

強い毒性で老化を進める原因物質「AGE(終末糖化産物)」の症状と対策

皆さんこんばんは、たらこすぱ(@tara_cospa)です。

サプリメント管理士の資格を持っています。

皆さんは「AGA」という言葉をご存知でしょうか。

AGAはCMでもお馴染みの「男性型脱毛症」のことです。

それとは別に「AGE」という似たようで全く違う言葉があります。

今回は栄養不足と密接に関係のあるAGEについて簡単に記述していきます。

AGEとは簡単に言うと「体の焦げ」

AGEとは簡単にいうと【体の焦げ】です。

「Advanced Glycation End Products」の略語で【終末糖化産物】と訳されます。

食べた食事のうちタンパク質と糖が体温で加熱され、糖化反応が起きてできる悪性の物質のことです。

例えるならホットケーキ?

たらこすぱJr
たらこすぱJr
美味しそう。

ホットケーキの作り方といえば、小麦粉に砂糖と卵を混ぜてフライパンで焼きますよね。

そうすると焼き面が薄茶色に焦げ目がつきます。

これが「AGE(終末糖化産物)」です。

AGEは強い毒性を持ち、老化を進める原因物質とされています。

こんな症状がある人は要注意!?

脳への影響

★認知症

認知症は「人類最後の病気」と言われているほど、身近で恐ろしい病気です。

AGEが主な原因となる可能性も十分にあり得ます。

頭に入れておきましょう。

肌への影響

★シミ、シワ、たるみ

最近これらの症状が気になる人は、化粧品や美容液に気を使う前に、AGEが原因かもしれないということを認識しましょう。

身体の内部への影響

◆血管、骨

血管にAGEが蓄積されることで心筋梗塞、脳梗塞の恐れがあります。

骨に蓄積されると、骨粗しょう症の恐れもあります。

◆目

白内障の一因になります。

対策

このように、AGEは体内のどこにでも現れ、その部位に対して悪さをします。

命に関わる病気を引き起こす可能性もゼロではありません。

この反応を起こさないためにはどうしたら良いのでしょうか。

タンパク質、糖質を摂取しない

冒頭で述べたように、AGEはタンパク質、糖質がうまくエネルギーに変換されずに異常燃焼されたものです。

つまり、根源であるタンパク質や糖質を摂取しなければAGEにはなりません。

ですが、それは「無理」です。

タンパク質、糖質は生きていくうえで必須な三大栄養素だからです。

代謝を促進させる、栄養素をとる

正解はこちらです。

食べた糖質をしっかりとエネルギー化するために必要なのが「代謝」です。

この代謝を促すためには調整群と言われるビタミン、ミネラル、脂肪酸など、約50種類の栄養素を毎日、適正量摂取する必要があります。

こういった栄養素が摂れていないと、血液中に糖が過剰に残り、その残った糖が細胞の主成分でもあるタンパク質と結びつき、体温で熱せられてAGEを作り出します。

しかし、50種類もの栄養素を毎日摂取するのは不可能です。

ましてやコンビニ弁当や外食が多い人は要注意です。

毎日の食事に一工夫

一人暮らしなどでなかなか野菜などを食べない人、忙しくて外食で済ませてしまう人などは、ぜひ「サプリメント」を飲んでみてください。

サプリメントは薬局やスーパーで簡単に手に入りますが、金額はピンキリです。

自身に今一番必要な栄養は何なのかを一番に把握し、それに見合ったサプリメントを購入してみてください。