皆さんこんばんは、たらこすぱ(@tara_cospa)です。
女性特有の症状に「生理」というものがあります。
生理が近づくと、イライラしたり、感情的になったり、頭痛やめまいなどの症状が起こりやすくなります。
これを『月経前症候群』と言います。
今回は、サプリメント管理士の資格を持つ私が、生理時や女性特有の症状に効果的な栄養素についてお伝えします。
月経前症候群
生理前にイライラしたり、感情的になったり、頭痛やめまいなどの症状が起こることを月経前症候群といいます。
女性ホルモンのバランスが崩れると、頻繁に起こります。
エストロゲンとプロゲステロン
排卵前に分泌される女性ホルモンをエストロゲンといい、卵子や卵巣の活性化を促進します。
また、排卵後に分泌されるのがプロゲステロン(黄体ホルモン)で、受精した卵子の成長を促進します。
プロゲステロンの分泌の際、エストロゲンがまだ体内に一定量残っていると、ホルモンバランスが崩れ、頭痛などの症状が起こってしまします。
必要栄養素
- ビタミンB6…排卵後、体内に残ってしまったエストロゲンの代謝を早めます。その他、生理前のニキビや吹き出物などの肌荒れにも効果的です。
その他、女性特有の症状と対策
生理前に乳房が張る
月経前症候群の1つの症状です。
前述の「ビタミンB6」「ビタミンE」「ビタミンC」を摂取しましょう。
生理痛
生理開始から数日間、吐き気、頭痛、倦怠感などを引き起こす症状を生理痛といいます。
生理前に分泌されるエストロゲンが、子宮内膜の発育を促す為、子宮や骨盤の周辺に血が流れやすくなり、下腹部や腰に痛みを覚える場合もあります。
これらの場合、「ビタミンE」のほか、「ビタミンB1」も摂取することで、筋肉の痛みが緩和され、腰痛などに効果的です。
生理不順
月経周期が一定でない=排卵時期が安定していない
ということです。
排卵前に分泌されるエストロゲンの代謝を促進する「ビタミンB6」、女性ホルモンの分泌を安定させる「ビタミンE」を摂取しましょう。
逆に生理が来ない!そんな時は?
個人差はありますが、一般に28日周期で生理が来ると言われています。
生理が来ない場合は以下の要因が考えられます。
過度なストレス
過度な運動
過度なダイエット
性交渉による妊娠
いずれもいつもの生活習慣とは異なる行動をとっていると、生理周期に乱れが出る可能性があります。
10日以上生理が来ない場合は妊娠の可能性を考えたほうが良いかもしれません。
しかし、簡易的な妊娠検査薬では、10日程度ではうまく測定できない場合もありますので病院へ相談に行ったほうが良いでしょう。
サプリメントで補おう
日々の食事で上記栄養素が摂れない場合は、気軽に購入できるサプリメントをオススメします。
時間に余裕があるときに、ぜひスーパーやドラッグストアでサプリメントコーナーを見てみてください。
まずは自身に必要な栄養素は何かを一番に把握し、それに見合った栄養素が含有されたサプリメントを購入してみましょう。
生理で悩んだら、「ビタミンB群」「ビタミンE」が特に効果的。
ただし、ひどい場合は専門医による診断を