こんにちは、たらこすぱ(@tara_cospa)です。
サプリメント管理士の資格を持っています。
肌の乾燥は季節を問わず、年中起こります。
日々のケア次第では一年中乾燥肌になる人もいます。
そのくらいスキンケアは大事です。
男も女も関係ありません。
今回は乾燥肌にお悩みの方へ、皮膚の構造から基本のスキンケア方法等、基礎の基礎をお伝えします。
Contents
皮膚について~スキンケアトラブルの3つの要因~
皮膚(肌)とは、ご存知の通り身体の表面を覆っている組織のことで、外からの刺激や細菌などの感染から体を守ってくれる大事な器官です。
スキントラブルは主に3つの要因があります。
- 外的要因
肌は常に外部(ゴミ・埃・紫外線)からの刺激を受けています。
洗顔や化粧品も十分刺激になります。
強酸性やアルカリ性の石鹸やシャンプーは避けたいところです。
- 内的要因
皮膚(肌)と内臓系は密接に関係しています。
肝臓や胃腸が悪いとき、栄養が偏っているときは何かしらのサインが皮膚に必ず出ます。
スキンケアでも良くならない皮膚トラブルは内側からのケアが必要かもしれません。
- 精神的要因
ストレスなどの心因的要因でも身体に変化は起こります。
ストレスが溜まると自律神経が乱れ、血行が悪くなり、肌荒れの原因となるケースが一般的です。
また、ニキビに関しては学生時代のニキビはホルモンバランスの乱れによるもので、新陳代謝で自然と治るケースが多いですが、20歳を超えたニキビはほぼ100%ストレスです。
早急な対策を練りましょう。
皮膚の構造
人はいくつもの細胞から成り立っています。皮膚も同様に様々な層からできており、それぞれに役割があります。
表皮層
4層からなり、約1か月周期で新陳代謝されて新しい皮膚に入れ替わる皮膚の表面の層です。
メラニン色素や天然保湿因子があり、毛細血管や皮膚組織を守る働きを持っています。
- 角質層…紫外線、乾燥、汚れなどの外的要因から皮膚を守る層です。
- 顆粒層…皮膚細胞の核が失われ、角質へと移行していく層です。
- 有棘層…栄養と老廃物の交換、酸素と二酸化炭素の交換が行われる層です。
- 基底層…新しい表皮細胞と、メラニン色素が常にストックされている層です。
真皮層
コラーゲン繊維やエラスチン、その他に毛細血管や知覚神経、免疫物質などからなる皮膚の本体部分です。
皮下組織
脂肪を多く含む層です。
保湿の役目を果たし、生体エネルギーの貯蔵庫となっています。
体の内側を保護する重要な組織です。
スキンケア基本の4ステップ
肌トラブルの原因は冒頭で説明しました。
食事・サプリメント・睡眠・運動など対処法は様々ですが、今回はスキンケアに絞って4つほどご紹介します。
汚れを落とす
皆さん、「顔ダニ」ってご存知ですか?
実は人の顔には無数のダニが存在します。
このダニは皮膚についた埃やメイク汚れをエサとし、どんどん繁殖していきます。
皮脂や汗も毎日必ず落としましょう。
クレンジング剤には石鹸・オイル・ミルク・ジェル・パウダー・フォームなど様々な種類がありますが、弱酸性のものを使ってください。
素肌を整え、潤わせる
洗顔後、肌が突っ張った感覚になったことはないでしょうか。
これは、クレンジングによって余分な皮脂まで落としてしまっている為です。
また、洗いっぱなしで放っておくと、素肌はより乾燥し抵抗力の弱い状態になります。
化粧水で潤いを与えましょう。
栄養を与える
しわになりやすい部分、たるみやすい部分など、コンディションに合わせて乳液・クリーム・美容液をご利用ください。
塗り過ぎ、足りな過ぎはどちらも皮膚の老化を招きます。
保護する
皆さん、紫外線予防は夏だけで十分だと思っていませんか?
そんな人は10年後に痛い目にあいます。
紫外線から1年を通して皮膚を守ることは非常に重要です。
また、日焼け止めクリームは肌に浸透するまでに時間を要するので、外出する際は時間に余裕を持ちましょう。
ターンオーバーサイクルについて知ろう
- ターンオーバーサイクルとは
健康な素肌は約1か月で細胞ごと入れ替わります。
これは新陳代謝によるもので、通称「ターンオーバー」と呼びます。
加齢によってこの周期が長くなると、くすみ・乾燥・小じわの原因になりニキビ跡なども残ってしまいます。
日々のケアで定期周期を保ちましょう。
サプリメントで栄養を補う
最近では、肌に効果的なコエンザイムQ-10などが含まれたサプリメントも販売されています。
また、育毛剤ばかり使ってるが全然効果がない!なんていう人は、ぜひ栄養も摂ってみてください。
表面の保護だけではなく、内側も整えることで、劇的に変化する場合もあります。
肌トラブルには外的・内的・精神的要因がある。
皮膚には様々な層が存在し、それぞれに役割がある。
今回は肌についての基礎の基礎をご説明しました。
まずはスキンケアで外的要因から肌を守り、同時にサプリメント等で栄養も補いましょう。
ありがとうございました。